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- 引っ越しの準備 -

衣類

 Berkeleyは学生運動の発祥地としても有名であり、キャンパスは非常にラフな雰囲気です。またSan Franciscoのダウンタウンと違って、一日中街にいてもダークスーツ姿の人を見かけない事もあるくらいで、パーティーの時でさえネクタイを締めている人の方が少数派です。私は日本にいる時にはスーツで授業をしていたので、念のためと思って1着持ってきたのですが、まだ一度も着ていません。
 ちなみにパーティーなどでウケルかと思い、浴衣も持ってきましたが、夏でも寒いので着る機会がありません。

スリッパ

 西洋では寝室に入るまで靴を脱がない生活するのが普通ですが、日系人の家庭では玄関で靴を脱いで、スリッパを履いていることが多いようです。ただ、そうした用途が少ないせいか、こちらでは日本にあるようなスリッパはあまり売っていません。
 ちなみに、ケーブルテレビ等の工事で部屋に入ってくる技術者の人は安全靴を履いているため、いくら頼んでもルールだからといって、靴を脱いでスリッパに履き替えてはくれません。そうした場合、スーパーのビニール袋を両足にはいてもらうか、新聞紙等を敷いて道を作ると良いでしょう。

浄水器

 ベイエリアは晴れた日が多く、年間降水量が非常に少ないため、飲料水は遠くシエラネバダ山脈近くの水源から引いているそうです。そのためかあまり美味しくないという声も多く聞かれ、浄水器を使っている家庭が多いようです。Brita等の浄水器は、最近は日本でも販売されていますが、こちらではかなり安い値段で入手することが出来ます。

電気製品

 テレビやビデオの方式は日本と同じですが、電源が120ボルト60ヘルツですので、100ボルト仕様の日本の電気製品は原則としてそのままでは使えません。電圧が上がるので、一般に放熱上の問題が起こるからです。対応する変圧器を用意していけば大丈夫ですが故障も多いようなので、日常的に使うものはアメリカ仕様のものを入手した方が良いかも知れません。
 日本で海外仕様として出ている電気製品の中には、100から240ボルトまで対応しており、海外での保証が効くものもあります。IBM東芝のパソコンやCanonのプリンタなどの中にもそうしたモデルがあるようです。また炊飯器や電気ポットは、San FranciscoのダウンタウンにあるJapan Centerやアジア系スーパー等でも購入することができます。
 ACアダプタを介して使う電気製品やパソコン、周辺機器等の場合、アダプタの表示をよく見ると100から120ボルトまで対応しているものもあり、またアダプタを使っていない場合でも、日本で売っている海外ブランドのパソコン等では、そもそも120ボルト仕様の電源をそのまま使っているものもまれに見られます。そうした場合は自己責任でそのまま使用することも可能でしょう。
 ちなみに日本の規格のボタン電池は一部を除いて手に入らないので、念のためカメラや目覚し時計などは、電池の予備を持ってきたほうが良いかもしれません。通常の乾電池は大丈夫です。また腕時計の電池は、時計屋さんに持ち込んだら交換してもらう事ができました。

DVD

 ここ数年、アメリカでもDVDは急速に普及しつつあり、町のビデオショップなどで手軽に購入することが出来ます。ただし、DVDのソフト、ハードにはリージョンコードが入っており、これが異なると再生できません。表記でいうと、日本仕様はNTSC-2、北米仕様はNTSC-1となっていますので、日本からDVDプレーヤを持っていっても、アメリカで買ったソフトを見ることは出来ませんし、アメリカで買ったプレーヤで日本から持ってきたソフトを見ることも出来ません。ちなみに少数ですがALLあるいは0(ゼロ)として、リージョンコードを入れていないソフトがあり、その場合のみ、どちらのハードでも再生可能です。またDVDの再生が可能なパソコンは、ハード側のリージョンコードを数回程度変更できるものもあるようです。

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