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Lecture

  

マネジメント各論(組織文化論)

 2022年度 秋学期 木曜2限

1.意義と目的

  特にバブル崩壊以降、従来の日本型経営を行ってきた企業では、大きな変革が進行している。果たして「日本的」な要素は、21世紀にはすべて姿を消してしまうのだろうか。

 本講義では、現代企業経営を組織文化論という視点から捉え、特に国や社会の持つ文化との関係を踏まえて考えてみたい。

2.講義内容

 1)組織文化論の諸相
  組織文化とは何か
  組織文化の機能
  組織文化の形成過程
  ハイブリッド・モデル
 2)集団主義の基層文化
  日本人の基層文化を支えるもの
  「集団志向」対「個人志向」
  これからの日本人
 3)信頼と現代企業経営
  信頼と現代社会
  近代化と権利の文化
  新しい日本型組織に向けて
 4)日本型企業文化
  日本のファミリービジネス
  アジアの企業文化

3.成績判定

 毎時間何らかの提出物を課し,これらと期末のレポートとを併せて評価する予定である。

4.テキスト

 佐藤和『日本型企業文化論』慶應義塾大学出版会、2009

5.参考文献

 必要に応じて講義の中で紹介する。

6.学生への要望

 講義が中心ではあるが,組織文化論を通じて具体的な社会や組織を見る目を養ってもらいたいと考えているので,授業への積極的な参加を求めたい。

 また、組織文化論は、社会学や心理学との境界領域の学問であるので、そうした分野に興味のある学生の受講を希望する。

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経営学(企業をめぐる諸問題)

 2022年度 秋学期 金曜4,5限

オムニバス

1.タイトル

  組織文化と企業経営

2.講義内容

 企業経営の基層に存在する組織文化について,定義ならびに戦略的,組織的な諸機能とその形成過程について概説し,現代企業経営を組織文化という視点から分析してみたい。

3.予定担当日

 2022年12月9日(予定)

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経営学基礎

<2021年度>

1.意義と目的

  国際化や情報化の進展とともに今日の企業経営を取り巻く状況は大きく変化している。またそれとともに「経営学」の名において扱われる問題領域もますます多岐にわたっている。

  本講義では、このような経営学の全体像を明らかにするために、経営学の主要なテーマについて論じ、企業行動の分析のための基本的な知識の理解と習得を目指す。

2.講義内容

 I 日本企業
  1 日本的経営―三種の神器―
  2 現代の企業
  3 企業成長と企業の社会性

 III 経営戦略論
  1 経営戦略論とその系譜
  2 経営戦略のプロセス
  3 全社戦略
  4 事業戦略
  5 製品戦略
  6 競争優位の源泉

3.成績判定

 毎時間の小テストで評価する予定である。

4.テキスト

 岡本大輔、古川靖洋、佐藤和、馬塲杉夫『深化する日本の経営』千倉書房、2012

5.参考文献

 必要に応じて講義の中で紹介する。

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経営学(組織と戦略)

<2018年度>

1.意義と目的

  国際化や情報化の進展とともに今日の企業経営を取り巻く状況は大きく変化している。またそれとともに「経営学」の名において扱われる問題領域もますます多岐にわたっている。

  本講義では、このような経営学の全体像を明らかにするために、経営学の主要なテーマについて論じ、企業行動の分析のための基本的な知識の理解と習得を目指す。

2.講義内容

 II  トップマネジメント
  1 トップマネジメントの実態
  2 コーポレートガバナンス
  3 経営者機能
  4 経営者能力

 IV 組織とヒトの管理
  1 経営資源の管理
  2 組織の管理
  3 組織の活性化
  4 ヒトの管理

3.成績判定

 学期末に行う試験で評価する予定である。

4.テキスト

 岡本大輔、古川靖洋、佐藤和、馬塲杉夫『深化する日本の経営』千倉書房、2012

5.参考文献

 必要に応じて講義の中で紹介する。

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イノベーションの経営・商業

<2017年度>

共同担当

1.意義と目的

  イノベーションが企業や社会の発展、成長に重要であることはいうまでもない。イノベーションの発生や普及には、企業の行動や組織、企業間の競争や連携のみならず、それを受け入れ、ときにはイノベーションの源泉となるユーザー、さらには、これらを取り巻く歴史、技術、政策要因などが関連する。

 この講義は、これら要因に関して総合的に理解することが目的である。経営学、経営史、商業学の立場から、イノベーション研究の知見や動向を紹介する。

2.講義内容

第5回 イノベーションにおける組織文化の役割(5〜7回 佐藤 和)

 イノベーションを促進、あるいは制限する要因として、企業が持つ組織文化に注目する。その定義とこれが持つ機能及び形成プロセスを通じて、革新的な組織文化や成熟期の組織文化とイノベーションとの関連について考える。

第6回  イノベーションと環境認識

 組織研究における2つの立場を紹介し、解釈主義的組織シンボリズム論としてワイクのイナクトメントの議論を取り上げる。経営組織による環境認識のプロセスや認知枠組みを通じて、これらとイノベーションとの関連について考える。

第7回 イノベーションとハイブリッド・モデル

 イノベーションの主体としての組織の間を、形式知の形でイノベーションが伝播していくプロセスモデルとしてハイブリッド・モデルを考える。イノベーションが雑種を生みながら変化していく過程を通じて、組織とイノベーションの相互作用について考える。

3.成績判定

 担当者毎にレポートを課す。内容、提出方法などは各担当者より指示する。

4.テキスト

 適宜、資料を配布、もしくはkeio.jp からダウンロード可能とする。

5.参考文献

 講義で紹介する。

6.学生への要望

 大学院、学部の併設科目であり、学部生については成績優秀な者しか履修できない。

 早慶戦が行われる場合でも休講にしないので注意すること。

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社会との対話

 <2007、2008年度>

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21世紀のマネジメント

<2007年度>

 コーディネーター

1.履修者へのコメント

 質問等,活発な参加を期待する。

2.成績評価方法

 各講義終了時に提出する小レポートによる。

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専攻演習D

<2007年度>

1.授業の内容

 経営思想の変遷についての英書を輪読する事で、Reading力をつけるとともに経営学の流れを学ぶ。

2.テキスト

 Stuart Crainer, Key Management Ideas, the thinkers who changed the management world,third edition, Financial Times / Prentice Hall, 1998

3.参考書

 梶川達也訳『マネジャーのための経営思想ハンドブック』ピアソン・エデュケーション、2002

4.授業の計画

 半期の集中講義で、テキスト1冊を読了する。1時限目はランダムな指名によって、2時限目はレポーター制による発表によって、あわせて1週で1章程度、読み進める予定である。

 1.マネジメントの新しい世界
 2.組織についての新しい考え方
 3.テクノロジーへの挑戦
 4.戦略策定と展開
 5.新しい人材活用法
 6.キャリアと仕事人生
 7.品質革命
 8.マーケティングの再生
 9.リーダーシップ
 10.組織学習と能力開発
 11.グローバル・マネジメント

5.履修者へのコメント

 ランダムな指名による輪読を比較的ハイペースで進めるので、毎時間全員の予習が欠かせない。経営学に興味を持つ、意欲ある学生を希望する。
 秋学期の第1回目の授業でレポーターを割り振るので、履修する学生は必ず出席する事。
 レポート担当時に欠席すると単位を失う。必要であれば事前に他の学生と交代し、告知しておく事。
 遅刻2回で欠席1回、20分以上の遅刻は欠席とみなし、合わせて1/3以上欠席した場合、単位は与えない。ただし出席が多いだけで評価が高くなるわけではない。

6.成績評価方法

 平常点:出席状況および授業態度による評価

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外書演習

 <2004年度> 

1.テキスト

 Steven Silbiger, The Ten-Day MBA, William Morrow, 1999

 参考文献: 渡会圭子、曽根原美穂訳『10日で学ぶMBA』ソフトバンク、2002

2.授業の内容

 米国MBAコースのダイジェストをテキストとして用い、ビジネスの基礎を学ぶ。

3.授業の進め方

 ランダムな指名によるテキストの輪読と、内容に関するディスカッションを中心に進める予定。

4.成績評価の基本方針

 各期末試験の結果に平常点を加えて評価する。出席点は考慮しない。また遅刻2回で欠席1回、20分以上の遅刻は欠席とみなし、合わせて1/3以上欠席した場合、単位は与えない。

5.受講者への要望ないし注意

 輪読を比較的ハイペースで進め、内容の議論を中心としたいので、毎時間全員の予習が欠かせない。ビジネスに興味を持つ、意欲ある学生を希望する。

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専門演習(経営学)

<2002年度>

1.テキスト

 特に指定しない。

2.授業の内容

 現代企業経営に関する情報の収集方法を学び、グループで事例(ケース)を作成して研究発表を行う。

3.授業の進め方

 春学期は、毎週宿題を課して各自興味のある企業についてデータ収集の実習を行う。

 秋学期は、グループごとに事例研究のテーマを決め、毎週全グループによるプレゼンテーションと質疑応答を行う。

4.成績評価の基本方針

 授業を1/3以上欠席した場合、単位は与えない。また遅刻2回で欠席1回とする。

 春学期の最後に出すレポート、及び秋学期のグループによる事例研究の成果に各人のプレゼンテーションと質疑応答の評価を加えたものを成績の基本とする。

5.受講者への要望ないし注意

1) データ収集、グループによる研究活動、プレゼンテーションの準備等を、授業時間以外に積極的に行う心構えのある人が受講されたい。

2) 基礎的な経営学の知識があることを前提とする。

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