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小野晃典研究会 入会案内
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入ゼミ試験
 試験当日には, 午前に筆記試験, 午後に面接試験を行います。 各ゼミ共通の願書のほかは, 試験日以前に提出すべきものはありません。

2001年3月15日 入ゼミ試験願書受付 (3月17日 願書差替)
           応募者数 22名
(うち女子3名・他学部生4名)

2001年3月30日 入ゼミ試験 (2次募集は行いません)
           集合時間: 午前10時00分
(時間厳守)
           集合場所: 三田キャンパス 134号教室
           持ち物: 受験票,筆記具,時計,その他
(下記参照) 


3-1
午前の筆記試験
 マーケティング論に関連する以下の課題について論述してもらいます (三者択一式です)。 アイディアを案出するセンスを見る試験です。 なお, 解答時間は約1時間 (途中退出可)で, 各種資料 (既存の学術論文・雑誌記事・自作ノート・他) の持込は自由です。


課題1:
最近, 競合メーカーが, 消費者に気づかれないところで品質を落とし, 浮いたコストの分だけ価格を下げた新製品を発売した。 品質低下に気づかない消費者はこの低価格製品を好み, わが社の製品を買わなくなった。 社長は 「他社はどうであれ, 上質な製品を提供するという自社のモットーを守っていきたい」 と言って何も手を打つ気がないようだが, 売上回復のためにはどのような策を打つことが可能だろうか。

3・4年生向けの科目 「ミクロ・マーケティング各論」 の学年末試験問題として, この課題と同じ課題を採用してみました。 2年生には3・4年生レベルの答案を求めてはいませんが, 3・4年生にアプローチして考えるためのヒントをもらうのもよいかもしれません。

課題2: わが社は多品種の日用品を製造・販売する企業である。 最近, そのうちの1つがヒットした。 そこで, その製品と同じターゲット顧客が同じシチュエーションで消費する製品の名前を, ヒット製品と同じ名前に変更したところ, その製品の売上も向上した。 社長は 「この好機を逃してはならない。 その他の製品の名前も変更して, 売上のさらなるアップを狙う」 と言っている。 同じ製品名は, どこまで好ましい効果を生むと考えられるだろうか。


課題3: 最近, 競合メーカーが消費者への直接販売を開始し, その売上は順調である。 「問屋や小売店を通さないので低価格を実現した」 というのがキャッチフレーズである。 わが社も慌てて自社製品の直販を始めたが, 取引先の問屋や小売店から抗議が殺到してしまった。 社長は 「彼らにソッポを向かれたら現在有力な販売経路が断たれ自社はつぶれてしまう」 と言って, 直販から手を引くつもりである。 長期的に利益をあげつづけるためには, いかなる策を打つことが最善だろうか。


3-2
午後の面接試験
 ゼミ担当教員と10分程度の面接を行います。 志望の強さと自己PRを中心にして, 話をしてもらいます。 自己PRの補助手段として何かを面接の場に持込んでもかまいません。 服装は正装が望ましいです。


求められるゼミ生:
三田の2年間は他のいかなる活動も休止してゼミ活動に打ちこむ決意を持っている学生の入ゼミを求めます。 日吉時代の過ごし方や, 将来の就職希望業界は問いません。 第1期生なので, とくに自律心を持って研究に臨み, また, 卒業後も何十年と続く後輩たちのリーダーとなってくれる人材が歓迎されます。 また, 際立った個性を持ち, それをゼミで発揮できる人―例えば, 成績がよい人, 英語が得意な人, 数学やコンピュータが得意な人, 企業の実務に精通している人, 野球やテニスなどのスポーツが得意な人, 酒宴や合宿のセッティングが上手い人等々―については, その個性を評価します。

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ゼミ担当教員のEメール・アドレス akinori@fbc.keio.ac.jp

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