慶應義塾大学商学部のカリキュラムは、フィールド制のもと、目的意識に合わせて自律的・体系的に専門科目を履修できます。課題やツールを切り口にフィールドを横断して学習する専門科目群「プログラム」(グローバル、政策・規制、実証分析手法など)も用意されています。

入学後1・2年次は、総合教育科目、外国語に加え、経営、会計、商業、経済産業の4つのフィールドの基礎をしっかりと固め、専門分野への土台を築きます。

3・4年次では、特定フィールドの専門性を磨き、さらに、4フィールド・9分野の多様かつ充実した専攻科目を柔軟に履修できるため、幅広い知見・視野を習得できます。

1・2年次(日吉キャンパス)

4つのフィールドの基礎をしっかりと固める

総合科目、外国語に加え、経営、会計、商業、経済産業の4つのフィールドを学ぶ上で不可欠な、基本理論や分析ツールを学び、専門分野への土台を築きます。

3・4年次(三田キャンパス)

特定フィールドの専門性を培いつつ、幅広い知見・視野を習得

専門科目と少人数制の研究会(ゼミナール)などの演習科目の履修を通じて4フィールド・9分野の多様かつ充実した専攻科目を柔軟に履修できるため、専門性をよりいっそう磨いたり、他のフィールドの専門性も習得して幅を広げたりすることができます。

  • 得られるスキル

  • 想定される進路

  • 「商学」に根付いた高度な専門知識・分析ツール
  • 社会全体を俯瞰的・中長期的に見渡す力
  • 「半学半教」を実践しながら、自分の考えを形成し議論する力
  • 実学の精神にもとづいた問題発見・解決能力
  • グローバル・コミュニケーション力
  • ビジネスパーソン・起業家
  • 公務員
  • 専門職(公認会計士・税理士など)
  • 大学院(高度職業専門人・研究者養成)
  • 中学校・高等学校教員(社会、地理歴史、公民、商業)など

フィールド制という体系的な学びで履修をデザイン

商学部の学問のコアは、経営、会計、商業、経済産業という大きな4つのフィールドから構成されています。学生は各フィールドで専門性を培うとともに、各フィールドは相互に補完的な関係にあるため、これらの4フィールドを柱に、各自の知的関心と希望する将来の進路にそって、自主的かつ個性的に専攻分野や科目を選択し、履修することが可能です。

フィールドを横断して学習する専門科目「プログラム」

フィールドの垣根を超えた横断的課題を体系的に履修するためのプログラムとして、グローバル、戦略、政策・規制、実証分析手法、理論・学説史・実践史も用意されています。広範な視野の中で問題発見と問題解決の知的な鍛錬を希望するなら、ひとつのフィールドに偏らず、例えば、データや事例に基づいて定量的・定性的なエビデンスを導出する各種ツールを習得できるプログラム「実証分析手法」から幅広く科目を選んで学ぶこともできます。

アクティブラーニングの強化による
問題発見・解決能力の開花

商学部では伝統的に半学半教の精神を重視しており、研究会(ゼミ)や総合教育セミナーなどを通じた。演習形式のアクティブラーニング(能動的学習)に力を入れています。1~2年次には総合教育セミナーや実験科目、3~4年次には研究会や研究演習、外国語演習、国際教養演習、社会数理各論といった演習科目が豊富に提供されます。各フィールドの内容をアクティブラーニングで習得する研究会と研究演習については、履修期間が半期(2単位)から2年間(8単位)まで多様なタイプがあり、学習ペースや留学に合わせて柔軟に選択することも可能となります。

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