『企業金融の経済理論』のページ

拙著『企業金融の経済理論[改訂版]』(創成社2016年刊)を補足するためのページです。

この本に収録された計算の結果を導くプログラムを公開します。
また出版に際して割愛せざるを得なかった研究も併せて公開し,この本の補遺とさせていただきます。
(割愛した理由は,ページ数の関係あるいは冗長になることを避けるため,また単に,原稿の締切に間に合わなかった等々)

§計算プログラム§

以下のzipファイルを解凍し,readme.txtをお読み下さい。これらプログラムは筆者オリジナルですが,筆者はいかなる権利も主張しません。ご自由にお使 い下さい。言うまでもないことですが,このプログラムの利用により生じたどのような損害にも筆者は一切の責任を持ちません。

第4章 最適資本構成の理論

第7章 負債のエージェンシーコストの数量的尺度

第8章 投資の資金調達と必要収益率


§第4章の補論§

第4章にある倒産コストモデルは,倒産コスト$K$を$K=kV_U$で定義していますが($V_U$は無負債の企業価値),倒産コストの定義を従来の研究にある ように,$K=k\tilde{Z}$として定義した場合($\tilde{Z}$は期末キャッシュフロー),倒産コストモデルはどのようになるか,この点を調べ たのが次の論文です。

「倒産コストモデルの再検討」『三田商学研究』第59巻1号(2016年4月)

計算プログラム


§第7章の補論§
§第8章の補論§

第7章と第8章は,「現実企業への適用」として,15社を適当に選んで計算しましたが,これを東証1部上場の製造業数百社について適用するとどうなるかを調べた論 文です。

「負債のエージェンシーコスト:東証上場企業の数値計算」『三田商学研究』第60巻4号(2017年10月)


更新2018年4月6日