里村研究室（大学院修士課程・博士課程）

里村研究室に関心をお持ちくださりありがとうございます。この研究室ではマーケティングサイエンスと計量マーケティングを中心に研究を行っています。

研究室への応募の前に

• 私が研究指導できる範囲は，マーケティングサイエンス・計量マーケティングです。これら数理的アプローチを適用する領域としてマーケティング戦略，顧客戦略，消費者行動，価格戦略，ブランド戦略，インターネットマーケティングなどが挙げられます。
• 大学院の応募に際しては，私の論文をいくつか読んで，私がどのような研究分野で研究を行っているのかを理解しておくとよいでしょう。私の論文については，このホームページの研究業績や慶應義塾研究者情報データベースをご参照ください。
• 修士課程を受験する場合には下の「修士課程について」もご参照ください。

• 私が研究指導できる範囲にあるかどうかを事前に問合せたい方は、一般入試入学試験要項に記載の方法に従ってお問い合わせください。

• 入学手続き後はすみやかに里村に連絡し（連絡先）、入学前までの準備について相談してください。
• 大学院生の皆さんが私の指導のもとで各自の研究テーマを進めるためは、まずはマーケティングサイエンス・計量マーケティングに関する知識や手法の修得することが求められます。

• 研究室所属の大学院生の活動には学部研究会（ゼミ）への参加も含まれます。

修士課程の入学試験の時点では以下の基礎的知識（学部専門課程レベル）があることが必要です。

• 確率・統計
• マーケティング，消費者行動論
• 統計分析ソフトの利用(Useful R 3巻「マーケティング・データ分析の基礎（里村卓也著）」 レベル）

• Rで学ぶデータサイエンス 13巻「マーケティング・モデル 第2版（里村卓也著）」

• 「マーケティング・モデル 第2版(Ｒで学ぶデータ・サイエンス 13)」里村卓也(著) 金明哲(編), 2015年, 共立出版
• 「社会科学のためのベイズ統計モデリング」浜田宏・石田淳・清水裕士(著), 2019年, 朝倉書店
• 「データ解析のための統計モデリング入門」久保拓弥(著), 2012年, 岩波書店

博士課程では各自の研究テーマにそって研究を進めます。
博士課程では，上の修士課程での内容は修得していることを前提に研究指導が行われます。

以下は大学院（博士課程）の授業や演習で用いた教科書の例です。

• Peter E. Rossi, Greg M. Allenby, Rob McCulloch(2005), Bayesian Statistics and Marketing, Wiley.
• Winer, R.S. and S.C. Neslin (2014). The History of Marketing Science, World Scientific.
• Dube, Jean-Pierre and Peter Rossi (2019). Handbook of the Economics of Marketing, Volume 1, North Holland.