Taj 多事
Taj 多事
2009
月曜からいつもの「オジさん」の代りに,いつもの「オニイさん」が復活している.この人達は,季節的に仕事を変えているのだろうか?こないだいつもの「オニイさん」を見たときには,確かに彼は運搬の仕事をしていた.いつもの「オジさん」は何処へ?運転手としては,彼が一番なんだけど.
体の調子は,ほぼ普通の状態に戻ってきた.肩や背中が痛いまま,ブラジルまでの約24時間までのフライを我慢しなければいけないのかと心配であったが一安心.
この土壇場でなんとも忙しい.急にカルティックがバタバタと動き始め,LABLチームから情報を取ってきては,そのたびに小生が計算を修正しなければならない.この研究所としては,小生の計算結果をいちいちLABLチームに見せないといけないらしいのだが,そのたびに彼らが提供するデータに修正がはいるのはどういうことだろう.このプロジェクトは聞こえは良い.なんたって「10億人に灯りを」ってんだから.だからよけいにLABLは,電気のない生活を強いられている人達が灯油から太陽電池ランプに換えたときに地球温暖化への影響も同時に小さくなるんだと,どうしても言いたいわけだ.これまでのLABLの宣伝では,灯油から使用時点では温室効果ガスを排出しない太陽電池ランプに換えれば,灯油の削減分だけ温室効果ガスの排出が減るということだけが強調されている.つまり太陽電池ランプやそれを充電するための太陽電池モジュールを生産する時の環境負荷は無視されているわけだ.そこで,環境分析用産業連関表の一つの応用として,生産の段階の環境負荷を計測してやろう,そしてLABALの科学的理解を深めようというのが小生のねらいである.あくまで科学的な理解が必要なのであって,プロジェクトを美化するためにデータが歪められるようなことがあっては絶対にならない.そうでないことを祈るしかない.LABLには温室効果ガス削減という計測しやすい効果のほかに,灯油の使用による家庭内公害の削減による健康状態の向上,日が落ちたあとでも勉強ができるなど教育への効果など,直接計測することの難しい,外部効果がある.これらの点についても,現状の経済学で何がわかっているのかを整理することもLABLの理解に貢献する.問題は,この手の論文を読めるに十分な経済学のトレーニングを受けた人材が一人もいないというのが,この研究所の欠点の一つである.結局,小生の仕事が増えるようになっている.
きのうから熱さも戻ってきてしまった.まだまだ,眠れない日々が続きそうだ.ブラジルでぐっすり眠ることにしよう.今が冬のサンパウロは最高気温が20℃ちょっとらしい.
7/6のデリー天気予報 最高気温39℃、最低気温27℃、晴れ
7/6のデリーの天気 最高気温41℃、最低気温30℃、平均気温36℃
7/6の東京の天気 最高気温24℃、最低気温22℃、平均気温23℃
7/7のデリー天気予報 最高気温41℃、最低気温30℃、晴れ
7/7のデリーの天気 最高気温41℃、最低気温30℃、平均気温36℃
7/7の東京の天気 最高気温29℃、最低気温23℃、平均気温26℃
7/8のデリー天気予報 最高気温39℃、最低気温30℃、晴れ
7/8のデリーの天気 最高気温39℃、最低気温31℃、平均気温35℃
7/8の東京の天気 最高気温27℃、最低気温24℃、平均気温26℃
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09/07/08