Taj 多事
Taj 多事
2009
昨晩はローリー祭の喧噪でよく眠れなかったので、今日も起床は7時。今朝は、ずいぶんと暖かく感じる。雨の前触れであろうか。でも、土曜の週間天気予報では、もっぱら今週は雨の予報であったが、昨日見た週間予報では、次の日曜以外は晴れに変わっていた。毎日、その日の予報と実際を記録しているが、日本では考えられないぐらいの違いがある。今朝も8時に家を出る。いつもの「オニイさん」は溜まり場で他の運転手たちと歓談中で、小生の姿を見ると慌てて準備を始めた。8時25分着席。
作業は、いつもどおり粛々と進めなければならない。帰るまでに、機械部門の7割を終えることができたので、明日中には何とかなりそうだ。そういえば国際産業連関学会の国際コンファレンスの要約締め切りが迫っている。明日リトゥ(Ritu)といっしょに出すかどうか相談しよう。昼は、Gulab’sでDal Fry(イエローダールのカレー、Rs. 40)とVegetable Pulao(チーズ入り野菜ピラフ、Rs. 35)を美味しくいただきました。
今日もMr. Singhは5時20分ごろに「I am here」と電話をしてきた。15分ほど待ってもらって帰途につく。先日、車線を反対方向に走る車も珍しくないし、警察もそれを取り締まりもしないと書いたが、今日は警察車両が反対方向にわれわれの車の方向にやってきて、道を開けろとプップーとやる。別に、緊急事態でもなんでもない。その車両が出て来た所からは直接反対車線に行けないだけだ。まったく「力は正義なり」を地で行っている。アンバサダー・ホテル(Ambassador Hotel)を過ぎた所で突然エンスト。何度エンジンをかけても動かない。Mr. Singhは、ほかのリキシャを捕まえて、それに小生を乗せた。彼にはすでに10回分の運賃を払っていることになっているから、彼が代わりの車の運転手に運賃を払った。「Good luck!」と言って彼と別れる。運転手にいくらもらったか聞くと、Rs. 50だという。とんでもねー。人からRs. 150も取っておいて、IHCからアンバサダー・ホテルまでの分を割り引いたとしても、この時間帯でRs. 50は安いだろう。自分だったら絶対にその値段では乗せないはずだ。なんたって、こないだアンバサダー・ホテルより少し先で降りた客を同乗させたときにRs. 50取ったんだから。運転手が「お前はいくら払ったんだ」と聞くので、気の毒だから「おれが払ったのがRs. 50だ」と言っておいた。
この運転手も毎日Mr. Singhが寄るガス・ステーションで給ガスだ。Mr. Singhの車がお釈迦になったら、今日で彼との付き合いも終わりかと思いきや、Mr. Singhが女性客を二人乗っけてずいぶん楽しそうにニコニコしてやってきた。彼は小生に気がつかなかったようなので、客を降ろした彼のもとへ言って「Hey」と声をかけると、「How are you?」。それはこっちの台詞だろう。彼は、メカの知識が少々あるみたいだから、なんとか自分で修理したようだ。料金のことも含めて明日聞いてやろう。
ガス・ステーションといえば、Times of Indiaによれば、インド政府は、インフレ圧力を緩和するために燃料価格のさらなる値下げと、民間業者のガソリンとディーゼルの小売価格を自由化する準備があることを 明日の閣議で発表するそうだ。値下げ幅は、小売価格で、ガソリンで1Lあたり5ルピー、ディーゼル1Lあたり2ルピー、そして家庭厨房用のガスを1回の詰め替えにつき25ルピー。州政府の石油卸売会社は、それでもガソリンで1Lあたり9.7ルピー、ディーゼル1Lあたり3.7ルピーの儲けがあるそうだが、家庭厨房用燃料についてはLPG1シリンダーで31.7ルピー、灯油1Lで11.69ルピーの損になるそうだ。家庭厨房用の損失を補填するメカニズムが準備でき次第、ガソリンとディーゼルの小売価格の自由化に踏み切るようだ。その際、ガソリンとディーゼルの物品税を1Lあたり1ルピー引き上げ、家庭厨房用燃料の損失補填のために3千億ルピーの石油債を発行するようだ。原油の国際価格の急激な下落と低位安定に乗じて、来年の総選挙の前にさらなる燃料価格の引き下げを政府に促したというのがもっぱらの見方のようだ。Mr. Singhに運賃の値下げを交渉してみようか。まあ、取り合わないな。
1/14の天気予報 最高気温24℃、最低気温9℃、晴れ
1/14の天気 最高気温23℃、最低気温7℃、平均気温15℃
リキシャ壊れた?
09/01/14