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産業史(春学期)



講義の目的

 この講義では明治期から戦時期にいたる日本の産業発展とそれを支えた制度的要因を概観し、日本経済・産業の歴史的背景に対する理解を深めることを目的とする。

講義予定

 T.明治期における日本産業
  (1)工業化の始動と産業構造の変化
  (2)技術移転と適応化−繊維産業におけるケーススタディ
  (3)産業基盤の整備と重工業育成政策−ビッグ・プッシュ
  (4)経済制度とインフラストラクチャーの整備

 U.戦間期における日本産業
  (1)重化学工業化の進展
  (2)金融危機−モラルハザードと制度の修正
  (3)財閥の成長とコーポレートガバナンス
  (4)都市化の進展と消費生活の変化−「都市型」産業の誕生

 V.戦時計画経済から戦後へ

評価の方法
<基本>
 春学期末試験(必須)

<ボーナス・ポイント>
 授業時間内に質問、感想などを何回か書いてもらう予定。回数に応じて加点する。

テキスト・参考文献
 テキストは特に指定しない。参考文献は必要に応じてその都度指示する。


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