2011

 
 

出発前,「絶景の館」の玄関前にて。

畑を覆い尽くす草。津波とともにやってきたそうです。この草取りが本日の任務です。

各自,自分の仕事を見極めて活動します。

1ラウンド40分を区切りに働きましたが,夏晴れの天気は,たいへんきつかったです。休憩時間には,みなグッタリです。

午後の途中から,長野からの団体も加わり,きれいに抜き取りました。

みんなお疲れさん!!

隣の集落は全壊です。もとの状態を知らなければ,広い畑にしか見えません。

7/29には南三陸町を訪れました。頻繁に報道される防災対策庁舎。鉄骨だけが残り,中身はすべて流されています。

海岸の近くから高台の方向を車窓から眺めたところ。このどこかに学校があったなんて信じられません。 (志津川高校と中学校は高台にあるそうです。これは,「慶應義塾・南三陸支援プロジェクト」に参加する商学部の山本先生からの情報です。ありがとうございます。学校があんなに完璧に流されてしまったとしたら,生徒達に甚大な被害が出ていたでしょう。安心しました・・・)

3階建ての建物の屋上に取り残された自動車。6月に来たときにも,同じ状況でした。復興が急ピッチ進んでいるとは言えないようです。

建物の向こうの森の手前に並ぶ木々が赤茶けています。海水による塩害と思われます。