Taj 多事
Taj 多事
2010
今日も寒い。朝のオートの上ではポケットに手を突っ込んで固まっているのが精一杯だ。いつもの「オジさん」は,自分も寒いからかもしれないけど,暖かい季節よりはスピードを落としてくれているのでまだましなほうだ。違う運転手だと,寒い仕事はとっとと終わらせようと思うのか,えらいスピードでぶっ飛ばす。
カルティック,アムリータ,ジョヤと打ち合わせ。彼らに,NSSの家計調査の商品品目と産業連関表の生産物の対応を作ってもらったので,その結果報告。家計調査の品目には,どうにも小生では理解不能なものがあるので,彼らにお願いした。この後のきわどいデータ作業は小生がやり,あとはまた彼らにやってもらう。
昨年,サンパウロで報告した論文は,こちらのチームとLaBLのチームで内部的な調整がつかず,どうなるものかと眺めていた。どうやら,小生らのLCA的な計算はLaBLの活動とはみなせないので,論文にLaBLという言葉を一切使わない,論文の中でLaBLに関する評価のようなことはしないということで落着したようだ。どうやら,LaBL: Lighting a Billion Livesという言葉には,もっともっと崇高な意味合いがあるようで,小生達の論文のような下世話な話に聖なる言葉を持ち出すんじゃないということらしい。そもそも,TERIのような研究所がLaBLという活動する場合に科学的なバックグラウンドが必要なはずだという問題意識でスタートした分析である。コペンハーゲン工科大学を訪問して風力発電の話をHansen教授から伺ったときにも明らかになったように,このような再生エネルギーの分散化技術には技術開発とその普及のさせ方が一体でないと意味がないのだ。まったく理解していないにもほどがある。こちらとしては,太陽提灯という技術のLCA,特に灯油を使うことととの比較と,太陽提灯の普及が農村の発展に与える影響の考察に集中して論文にするという意味では大筋に変わりはない。TERIのなんとかいうジャーナルに載せたいということなので,帰るまでに論文を仕上げないといけない。それにしたって, LaBLは寄付金を集めてやっているんだから, 論文にLaBLが紹介されたり,日本で論文の報告をするときにLaBLを同時に紹介できれば,宣伝にもなるだろうに。まあ,TERI内部のごたごたに首を突っ込むことはない。こちらは,あくまで科学的な姿勢を貫くことと,撮ってきた写真は農村部の実際ということで使うことにしよう。
いつAnand Vihar ISBTへのメトロが開通するかわからないので,いまさらながらSmart Cardという,日本のSuicaと同じようなプリペイド・カードを買った。いままではトークンを乗るたびに買っていたのだが,それだと行き先が変わってしまったときには精算しないといけないので面倒くさい。それに精算窓口で並んでいる連中は,たいていもっとやっかいな問題を抱えた連中なので,時間ももったいない。Smart Cardは50ルピー単位でチャージできる。ただし,50ルピーは最低保証金(デポジット)として取られるので,最初に買うときは最低で100ルピー支払う。2月20日までギリギリかなというラインで500ルピーをチャージしてもらった。
1/5のデリーの天気予報 最高気温19℃、最低気温7℃、晴れ
1/5のデリーの天気 最高気温17℃、最低気温13℃、平均気温9℃
1/5の東京の天気 最高気温12℃、最低気温3℃、平均気温6℃
まぁ,いいんだけどね・・・でも,よくわからねぇ
10/01/05
デリー・メトロのSmart Cardと呼ばれるプリペイド・カード。Suicaと同じように何度もチャージできます。でもメトロ以外には使えません。いまさらながら,500ルピーをチャージして購入しました。