Taj 多事
Taj 多事
2009
7時起床.今日は土曜日であるが,DSDSが今日までなのでTERIの所員にはDr. パチャウリから出勤依頼が出ている.体調が今イチなので,オフィスに行くか行くまいか迷ったが,インターネットで調べたいこともあるので行くことに決める.いつも土曜日は歩いてIHCに行くのだが,今日はリキシャで行く.9時過ぎに家を出る.9時半着席.
オフィスにいる人数は,いつもの土曜日より多いが,面子が全然違う.DSDSに行かない人も,今日はオフィスに出勤している模様.DSDSには,企業などがブースを出すことができる,デンマークから携帯電話向けのゲームが出典されていて,新聞に「子供向けにグリーンメッセージ」を発するゲームとして紹介されている.その名は「コペンハーゲンの挑戦」で気候変動学者Dr.クマール(Kumar)を石油マフィアの手中から救い出すのだそうだが,救出のためのアクションを起こすと,ポップアップで選択式の質問が現れて,それに答えることができると先のステップに進めるという,だれでも考えそうな単純なゲームのようだ.10000コピーを学校に無償で配布し,2月20日から22日まで携帯電話会社から情報が得られるそうだ.
デンマークの気候・エネルギー大臣は「子供が何かを学ぶときには,家族の習慣やライフスタイルに変化をもたらすものだ.子供は変化を起こすための強力な推進力になる」と大絶賛で,すでに先日Ahoka Vihar’s Montfort Schoolにゲームを提供してきたそうだ.ゲームで遊んだインドの子供たちは「質問には興味あるけど,ゲームとしては全然エキサイティングじゃないね」と冷静な反応.ごもっとも.
12月にはコペンハーゲンでUNFCCC(国連気候変動枠組条約)の京都後をうらなう重要な会議が開催されるので,デンマーク政府の意図は見え見えで,本気で「コペンハーゲンの挑戦」を普及させようとしているのかどうかは疑わしい.地球温暖化や公害の問題にとって,教育の果たす役割が大きいのは事実だろう.子供は,学校でやったことを家庭でもやりたがるとうのも事実だ.その意味でも学校生活の中で正しいエコ生活を学ぶのは非常に重要だ.ただインドの場合には,地域的な公害を防止するための教育の必要性のほうが大きいにちがいない.そうでないと,近い将来,CO2にはやさいけれど,臭い空気,ゴミ,騒音の中で暮らさねばならないなんてことになりかねない.半分なりかけているようにも思うけど.ゴミはゴミ箱に捨てる,野良牛や野良犬といっしょに道路で糞尿をしない,車やバイクで騒音を出さない,といった教育がどの程度,どのようになされているのか知りたいものだ.ただゴミはゴミ箱に,糞尿はトイレでというお説教だけではなく,公衆衛生,感染症などとの関連で子供たちに教育してほしいと思う.こういうことを学校で実践して,家庭でもやるようになれば,大人達の行動も変わるだろう.なにせ,子供の数はものすごく多いのだから.そのためには,子供たちが学校にいけるようにするのがまず先決だ.やはり,環境,発展,貧困の問題は切り離せない.
昼は,外へ出る気がしないのでEatopiaへ.新メニューのタンドーリ・チキン・セット(Tandoori Chicken Platter,RS. 180)を試す.タンドーリ・チキン4切れ,カップにはいったダール豆のカレーとヨーグルトとチャパティ2枚のセットだ.個人的にEatopiaのタンドーリ・チキンは気に入っていて,添えられているカレーとヨーグルトの量が適量で,値段も許容範囲かな?美味しくいただきました.これからどんどん暑くなってくると,こういう所で食べる方が安全かな?
2/7の天気予報 最高気温26℃、最低気温9℃、晴れ
2/7の天気 最高気温22℃、最低気温10℃、平均気温16℃
コペンハーゲンの挑戦
09/02/07
EatopiaのTandoori Chicken Platter(Rs. 180).小さなカップに入ったDal Makhani(ダール豆のカレー)とRaita(ヨーグルト)が適量でよろしいです.Eatopiaのタンドリー・チキンはなかなかいけます.