Taj 多事
Taj 多事
2009
夕方、セナさんから電話があって、コンピューターについてちょっと教えて欲しいというので、セナさん宅へお邪魔する。話のついでに昨日のAnanyaが素晴らしかったことを話すと、それじゃ明日いっしょに行こうということになってしまった。小生も実は、その気でいたので、帰りにセナさんの車に乗っけてもらえるのはありがたい。セナさんにとっては、踊りの後、飲みに行くのが本当の目的らしい。
夜中の3時半、突然の痛みに飛び起きる。これは、あいつだ。そうだ、石っころだ。前回この石っころに酷い目に合わされたのは、二男が生まれる直前だったから、10年前になる。あのときも痛さに耐えきれず、救急車を呼んだ。妻がお腹が大きかったから、救急隊員はすっかり妻が患者だと勘違い。ちがうと言うと、そばにいた長男かと聞く。ちがう、オレだよオレ。ただ、病院に着くと石っころは救急車の振動で落っこちてしまったようで、痛みはおさまっていた。
今回は、救急車を呼ぶわけにはいかない。朝になっても、どうにも痛みが治まらなかったら、セナさんにお願いして病院へ連れて行ってもらおう。ただ過去の経験によれば、数時間でなんとかなるはずだ。経験者にしかわからないのだろうが、とにかくこの尿路結石というやつは、どうしようもなく痛い!息は絶え絶え、うなり声は出る、おまけに吐き気も催す。そして絶え間なく、ずーっと痛い。
過去4度ほどやっているが、2回目のときは1週間の入院を余儀なくされた。でも大きなやかんに入れた水をひたすら飲み、利尿剤を点滴して、自然に石が出て来るのを待つだけだった。あとの3回は、なんらかのショックで石が落ちたようだ。2度が救急車の中、もう一回は大学の仕事中に発症し、息も絶え絶え上野まで辿り着いて、高崎線が発車したときのガッタンというショックで落ちた。
ということで、やたらジャンプなどをしてみたが、何の効果もない。我慢して寝るなんてこともできない。ひたすらうずくまって我慢するしかない。普通、外科的にどこが痛いとき、寝方によっては痛くない仕方が見つかるものだが、こいつは中の症状だからどうしようもない。尿意をもたらすようにと無理して水を飲むものの、吐き気を催すだけ。おまけに暑いのでほとんど汗で出てしまう感じだ。
5時半過ぎ、だんだん痛みが消えてきた。横になってじっとしていることもできるようになった。枕を2つ使って頭を高くしていると、痛みをそれほど感じなくすむようになった。そして、痛い患部が、右の腰の背後から下腹部に移動しているのがわかる。落ちたな。よかった。
以前入院したときには、毎回小水を尿瓶にとって犯人の追跡をした。逮捕した犯人は、直径1ミリにも満たないような、でも真っ白な石っころで、だけど金平糖のようにギザギザを生やしていて、こいつが尿管を移動するときに壁面をこするもんだから、とてつもなく痛い。今回も、そんなやつが犯人にちがいないが、慶應にいらしゃったI先生のように茶こしで犯人追跡をするような道具もなく、犯人逮捕には至らなかったが、とりあえず一件落着。
10/4のデリー天気予報 最高気温24℃、最低気温21℃、雨
10/4のデリーの天気 最高気温28℃、最低気温25℃、平均気温26℃
10/4の東京の天気 最高気温25℃、最低気温20℃、平均気温22℃
10年ぶり
09/10/04