Taj 多事
Taj 多事
2009
10月18日のデイワーリー祭までは、インドはお祭り騒ぎでいたるところで様々な催しが行われているようだ。今晩は、Purana Qilaというイスラム時代の要塞で開催されるAnanya festivalという古典舞踏を見に行こうと思っている。Ananya festivalでは、今日から7日の水曜日まで夜7時開演で1時間程、毎晩ちがったプログラムが演じられるそうだ。デリー政府がいくつかの団体と共催で開催するということで、入場料は無料。
5時半にTERIを出て、途中Kahn marketに寄って、最新号のFirst CIty誌を買って、プラーナ・キラーまで歩く。実は、先月号のFirst CityでAnanyaのことを知ったし、Ananyaの共催団体の一つもFirst City誌だ。カーン・マーケットからはプラーナ・キラーまでは道一本で30分ほどの道程。
プラーナ・キラーへ到着したのは6時15分過ぎ。Mr. Singhのオートで帰っていた頃には、毎日プラーナ・キラー前を通過していたのだけど、中がこんな綺麗な所だとはちっとも気がつかなかった。最近は、6時半になるとすっかり日が暮れる。日暮れに備えて、なんとも魅惑的なライトアップが始まる。しばらく歩くと、Ananyaの特設ステージが用意されていて、入口までレッドカーペットが敷かれている。ということは誰か要人でも来るのかな?
特設会場の正面には、要塞の前にステージが設けられ、300程の座席が用意されている。ステージのライトアップがまた抜群だ。
気がつけば、席は満席で、立ち見も出ている状態だ。外国人の数もかなり多い。ほぼ予定通りの7時すぎにショーが始まった。やはり毎日某かの要人が来るようで、今日は英国大使が来ている。ステージでは10人のダンサーが、シタール、フルート、パーカッションなどによるインド音楽に乗って次々に踊りを披露する。今日のダンスはオディセーと呼ばれるものらしく、手のしなやかな動きが特徴的で、静と動のはっきりしたダンスであった。とくに静の部分でよくも長い時間1本足で立っていられるものだと感心した。最後のダンスは、シバ神とその妻パールバーティの物語を表現したものだということで、インドの人には大変感動を呼んだようで、拍手喝采の大嵐であった。
初めてのインド古典舞踊でしたが、感動ものでした。
10/3のデリー天気予報 最高気温29℃、最低気温20℃、雨
10/3のデリーの天気 最高気温34℃、最低気温26℃、平均気温30℃
10/3の東京の天気 最高気温26℃、最低気温20℃、平均気温23℃
Ananya
09/10/03
Purana Qilaで催されたAnanyaという古典舞踊。遺跡を映し出すライトアップと魅惑的なダンスが感動ものでした。