Taj 多事
Taj 多事
2009
7時起床。TVニュースを見ると、今日未明にデリー(Delhi)のノイダ(Noida)で手榴弾を持ったテロリストが二名射殺され、テロ攻撃を未然に防げたのではないかというニュースが繰り返し報道されている。射殺されたうち一名はパキスタン人であることが判明したそうだ。ノイダというのは新興の工業地帯かつ居住地域で、ここシャカルプール(Shakarupur)と同様、デリーの中心地から見るとヤムナ河を渡った東に位置する。ここシャカルプールからは南に15Kmほど下ったところだ。
明日は、共和国記念日でインド門から大統領官邸に続くラージパト(Rajpath)通りで軍事パレードが行われる。シン首相は、昨日心臓のバイパス手術を受けたので出席しないが、大統領、副大統領、首相代理も出席する大規模なパレードだという。ここ数日、インド門周辺の警備は厳しさを増していることが、リキシャや歩いて通るだけでもわかる。このタイミングでテロが発覚したということで、パレードとの関連が当然疑われている。そのような不安を煽ることもテロ組織の意図だろう。パレードを前に警察も手柄を立てるために今朝突撃したのかもしれない。明日は午後からラジャースターン州に調査旅行で出かけるが、その前に朝からMr. Singhとパレードを見学する予定にしているが、危険を回避すべきであろし、警備がさらに厳重になって調査旅行の出発時間に遅刻でもしたら他のメンバーに迷惑をかけることになる。それに調査旅行で何か変更が生じたときには電話連絡することなっているが、会場へは携帯電話もカメラも持ち込めない。パレードは来年まで延期しよう。癪だけど、チケットはMr. Singhにくれてやろう。
Mr. Singhに電話して、11時にラクシミ交差点(Laximi crossing)で待ち合わせして、彼にチケットを渡す。奥さんと行けというと、シック教徒は女性に贅沢はさせないと言う。とりあえず子供と行くけど、高くチケットを買うやつがいたら売るという。勝手にどうそ。インドでは、まだまだ女性が差別的な扱いをうけることが多いそうだ。特に寡婦は、どんなに年が若くても生ける屍のような暮らしを強いられるそうだ。セナ家では、かなり女性の地位は高そうだけど、Singh家では買い物以外は外に出ることも珍しいそうだ。
家に戻ってTVをつけると、オーストラリア・オープンの生中継でフェデーラーが2ー0で負けている。小生はフェデラーの華麗なテニスが大好きだ。彼のテニスを見ていると、ソフトテニスの木之村選手を思い出す。昨年は体力勝負の若手に惨敗を喫してきたが、ここは頑張ってほしい。ここでフェデラーがいなくなっては、ソフトテニスで言えば中堀・高川が一日目に消えた全日本選手権みたいなものだ。おもわずTVに釘付けになってしまったが、6ー4、6ー4でタイに持ち込み、最終セットはまず4ー0で突き放し、6−2で勝った。最終セットの入りで2ゲームをブレークした時の集中力は凄かった。これでまだフェデラーのテニスを楽しめる。
昼は、シュブハム( Shubham)でスペシャル・ターリ(Special Shubham Thali)。近所の水屋で水を調達して家に戻る。
夜まで、来週にカルティックトアムリータにやってもらう作業の準備を続ける。
1/25の天気予報 最高気温28℃、最低気温14℃、曇時々晴れ
1/25の天気 最高気温24℃、最低気温13℃、平均気温18℃
デリーでテロ未遂?パレード諦める
09/01/25