Taj 多事
Taj 多事
2009
なんてこった7時起床。昨日見たインターネットの天気予報では、今日から雨が降りやすいということのなので、雨合羽、リュックカバー、傘をリュックに詰めて、8時に家を出る。玄関でセナさんに会う。息子さんのバビーが三男の声を聞きたいというので、Skypeでお話ししましょうということになり、セナさんのSkype IDを教えてもらい、それをオフィスから日本に伝えることにした。玄関を出ると、後ろからリキシャがやって来たので、通れるように道を譲ると小生の脇でリキシャが止まる。いつもの「オニイさん」だ。ついにここまで来たか。8時40分着席。
作業は、昨日までの続きだ。少しずつ進展している。午後になって2時半頃、TERIの人事部(Human Resource Office)の人がやって来て、外国から来たら人のためにマニュアルを作りたいので3時に4Fに来てくれないかと言ってきた。他の外国人も数人来るというので、知り合いになっておくのはよいと思い、行く事にした。
ミーティングには、計5人が参加した。アメリカ(女性)、カナダ(男性)、フランス(男性)、ドイツ(女性)から一名づつだ。うち、小生とフランス人以外は、なんらかの形でTERIから給料をもらう雇用者だ。TERI側は何か困っていることや、これまでに経験した問題点を教えて欲しいということであったが、雇用者と小生のような訪問研究員では、TERIに要求するレベルが相当に違う。
TERIでは、雇用者、訪問研究員を問わず外国人は、訪問研究員(Visiting Researcher)という肩書きで扱われ、IDや正式な書類にもそのように書かれるそうだ。小生にとってはそのものずばりなので何の問題もないが、雇用者にとっては大変な問題だそうだ。まずビザの取得・延長にこの肩書きでは就労ビザを申請できない。TERIの有料施設の利用料金は、雇用者向けとゲスト向けの二部料金になっているそうなのだが、しつこく言わないととゲスト向けの料金が適用されてしまうのだそうだ。つまり雇用者は雇用者としてインド人と同じに扱ってくれというのが要望。
次に出たのが、TERIで利用できる資源について、わかりやすいリストを作ってくれという要望。これには同感。
その他、雇用者側からは様々な苦情、要望が出されたが、お給料をもらっているのだから当然だと思うものもあったし、お国柄で片付けてしまってはいけないのかもしれないが、お国柄しょうがないんじゃないのというものもあった。 個人的な性格の問題もあるだろうが、 この点に対する許容度は、欧米人とアジア人(日本人?)ではたいそう違うようだ。この国では、トラブルを楽しめるような多らかさが多かれ少かれは必要だと思うけど。
あとは生活上の問題で、欧米人にとっては食べることの問題が深刻だ。出席していた米国人女性は、2年以上滞在しているが一度もインド料理を食べていないそうだ。仏人男性も一度食べて唇が鱈子状態になり、それ以来口にしていないという。そんなやつインドに来るなという差別的な発言は通用しないだろうが、訪れた国の食事を楽しめないというのは、楽しみを半減させてしまうだろうに。生理的な問題なら仕方ないが。
ということで、小生にとっての結論は、他の外国人に比べてラッキーというか、恵まれた状況にあるということだ。TERI内の問題にしても、リトゥ(Ritu)やニーシャ(NIsha)に相談すればほとんど解決するし、食べ物や住居の問題も彼らに比べればないに等しい。お世話になっているみなさんに感謝、感謝である。
今日はローリ祭という祭りの日だそうで、夜の9時ごろから音楽が始まりました。静かになったのは夜中の2時ごろです...
1/13の天気予報 最高気温22℃、最低気温8℃、晴れ
1/13の天気 最高気温21℃、最低気温5℃、平均気温13℃
みんな大変なんだ
09/01/13