Taj 多事
Taj 多事
2008
新たに申請書を書いて、大使館からの手紙を携えて茗荷谷の発給センターに向かう。いつものように8時50分に到着。一人だけ並んでいる。インドの休日と土日以外は、営業していることは周知されていないのだろうか?随分と空いている。先に並んでいた人もWebの古い情報を見て大混雑が予想されるから早くから並ばなければならないと思い込んでいたようで、拍子抜けしたと言っていた。今日は、いつもは団体専用のE窓口に呼ばれる。事情を説明してEntry visaを無効にして、Research visaを新たに発給してもらうことと、明日出国なのでどうしても今日発給してもらいたいと懇願する。Entry visaを無効にしてResearch visaを発給することは、大使館からの認可があるので問題ないようであるが、即日給付が大問題のようである。いつも窓口にいるお姉様たちの後方に少し怖い顔をした、これはどうみてもインド人という男性がいる。この男性が、「それはできないね。大使館からの手紙がある限りいつでもResearch visaは取れるから、一度帰国して手続きしてください」とそっけない。ところがである、お姉様たちが、こちらに目配せをしながら、いろいろ動いてくれている。最初にBusiness visaを申請したときに、きっぱりと断った日本人の女性職員さんは大使館に電話で事情を説明してくれている。そのうちにインド人の男性職員も「わたしがんばりますから」と態度を翻し、「夕方4時ぐらいまでには結果を報告するから、携帯電話の番号をここに書いてください。パスポートは預からないといけないので、駄目な場合でも取りにきてください」という。でも女性の職員たちは、「待て」という風に手を挙げている。日本人の女性職員さんが、大使館の答えを聞くためにもう一度電話をしている。なんとOKである。もう発給センターには小生一人しかいない。職員全員が私のために頑張ってくれた。本当にありがたい。もう一度、¥1,935を払ってサインをして、”Thank you everyone. ありがとうございました”と言ってセンターを後にした。
夕方、Visaを受け取りに再び茗荷谷へ。今度は、二男と三男が一緒に行くという。茗荷谷駅からセンターまでの歩きで、三男がもうすぐ着くというところで「おんぶ」と愚図り出し、9歳の二男が3歳の三男をおんぶしながらセンターに入った。この光景が場の雰囲気を和ませたようで、女性職員さんたちには大受けである。E窓口で「お待ちしていました。5年間のResearch visaです。中身を確認してください。よかったですねー」と手渡してくれた。これほど嬉しかったことも珍しい。職員さん一人一人に礼を言い、センターを後にした。
日本に居る最後の日なので、家族でゆっくりと過ごそうと思っていたが、とてつもなく忙しい一日になってしまった。荷造りがまだ終わっていない。少々疲れたので早めに寝ることにして、朝早く起きて荷造りの仕上げをすることにしよう。
Research visaを取得、Thank you everyone!
08/09/23