Taj 多事
Taj 多事
2008
6時半起床。今日も8時に家を出る。Rickshawの溜まり場には、いつもの「オジさん」も「オニイさん」もいない。ところがである、一台よって来て、「Habitat Centerだろ、乗れ。I know, I know」という。「いくらだ?」、「Rs.90, I know, I know」。うーん、ここに溜まっている運転手は、みんな知ってるわけだ。ということは、この辺にいる運転手とは値段の交渉の余地がないということね。いつもの「オニイさん」もRs.100を吹っかけてきてRs.90になったわけだけど、うまくいけばRs.60で往けるところを、これでは高値均衡になってしまうではないですか。もしかしたら、いつもの「オジさん」もRs.90を払っていることを知っているのかな。みんなメーター付けてるんだから、使いましょうよ。8時20分着席。
11時ころからRituたちと電力料金のことなどについてディスカッション。実は、小生のプロジェクトをメインにやる予定になっていた若手研究員がPh.Dを採るために大学に戻ることが決まって、Rituは人選に苦慮していたとのことであった。15日に全員が集まるということで、その前に来週もう一回打ち合わせをすることになった。今日のディスカッションで、「ASIには、113人の雇用者のうち111人が子供なんていうとんでもないサンプルがあるんだよ」ってな話をしたら、「Yes」という返事が返ってきたのでビックリ仰天。法律では禁止されているのだが、特に手作業で絨毯を織る現場では、細かい作業は大人の手よりも子供の手のほうが向いているので、多くの子供が雇われているのだそうな。そういえば、先々週にMr Singhに連れて行かれた絨毯屋では、子供の手が入っていないことをやたらと強調していたっけ。それはそうではないものが多いことの裏返しだったわけだ。何気なく聞いてみてよかった。
今日は、散歩がてらKhan Marketまで足を延ばす。対ドル為替レートがずいぶんと円高になっているので(92円台、対インドルピーは1.86円/Rs.近辺で変化していない)、ちょっと換金しておこうというのも一つの理由(Khan MarketにはCityのATMがある)。ここも基本的には外国人目当ての商売なので、どこのレストランも高いのだけど、Khan Marketを取り巻く庶民のマーケットの中に、Subhashという庶民の食堂を見つけた。ここでは、肉も食べられるし、Fish Curry(Rs.250)という恐ろしげなメニューもあった。ダイエットを目的に肉を食べなかったわけではなく、食べられる環境になかったから食べなかっただけなのだけれど、肉のメニューがあっても、不思議と食べたいという気にはならない。ということでベジタリアンのメニューからAloo Matter(ジャガイモとエンドウ豆、Rs.40)と、想像もつかないけどRajmah Rice(Rs.40)というのをちょっと冒険して注文してみた。
Rajmah Riceとは、豆のカレーにまぶしたご飯で、これだけで十分食べられる一品だ。量がすごいので、Aloo Matterはいらなっかたなあ。ここもGulab’sに匹敵する美味しさです。Rajmah Riceは、どことなく日本のカレーという感じがして大変美味しかったです。Aloo Matterをほとんど食べきったので、こちらの方は半分をすぎたところでダウン。ダウンの理由はもう一つ。ここのテーブルには生の青唐辛子が山のように置いてある。まわりのオジさんやオニイさんは、バクバクと食べているので、1本いただいてみた。かじって、噛んで、飲み込むまでは、何ともない。ところが30秒も経つと口の中は大火事だ。頭から汗は噴き出すし、腹の中が勝手に運動し始める。出された水をかわまず飲み干すが関係ない。20分ほど歩いてTERIに戻っても汗は引かず、口は燃えっぱなしで、いやーまいったまいった。
計算に時間がかかり6時5分にTERIを出る。Mr. Singhはちょうど小生に電話をしようとしているところであった。昨日の午後、彼がいつも溜まっているCraft Museumの前で車の事故があり一台が炎上したそうだ。車の持ち主は、保険で新車がもらえることを期待して、燃える車を煽っていたそうだ。昨日は、Museumの脇に燃えて真っ黒になった車がそのまま放置してあったが、今日同じ場所を通ると、金になりそうな部品という部品は全部持っていかれている。インド人ってすごい。
ほとんどが子供の事業所があるんだ!?
08/12/05
Khan marketの脇にある庶民派レストランSubhashのAloo Matter(ジャガイモとエンドウ豆)とRajmah Rice。Rajmah Riceは豆のカレーにまぶしたご飯で、どことなく日本のカレーのような感じで美味。
量が多いので、一人のときは、これだけで十分です。ちょっと遠いけど、よいレストランを見つけました。肉を体が要求したときは、ここにきましょう。
ここのレストランのテーブルには、生の青唐辛子が置いてあります。1本いただきましが、口の中は大火事、頭は大洪水、お腹は勝手に動き出し、大騒ぎです。でもこちらの人は、平気な顔で何本も食べるんです。