Taj 多事
Taj 多事
2008
5時45分起床。アマルティア・センの『議論好きなインド人』を読んでいる。センらしい書きっぷりでとてもおもしろい。んー、左足がちと痛む。あれきしのウオーキングで、この有様は情けない。腿を触ってみると、筋肉が落ちているのがよわかる。鍛えるのは時間がかかるけど、落ちるのはものすごく早い。まずいなー。8時ちょうどに家を出る。工事の資材がなくなったわけではないけど、リキシャの溜まり場には運転手達が戻り始めている。でも金曜日に乗っけてくれた、いつもはいるはずのないオジさんがいて、待ってましたと乗せられた。ただ、この運転手の料金はRs.80なのでラッキー。しかも車も新品で綺麗。8時20分着席。
今日も、事業所の産業に配分する問題に取り組む。NSSで調査されている事業所うち調査期間に生産活動を行っていた事業所の84%が一つの生産物だけを生産している。ASIで一つの生産物を生産している事業所は全体の50%である。これらの事業所について、それぞれの事業所がどの産業に格づけるられているかを調べてみる。産業がよく定義されていれば、この二つの統計から作成された生産物と産業の組み合わせはよく一致するはずである。抽出された生産物の数は、全体で5000あるうちの2000で、そのうち二つの統計で生産物を生産する産業が一致したものが、たったの26しかない。ひどい...一致しなかったものが26なら、なんとかしてやろうという気力も満ちてくるが、この状態は絶望的である。生産物の分類が粗いとそういうことはありえる。たとえば、時計が時計としてしか分類されていないとすれば、デジタル時計は電子機器であるし、針時計は精密機械で、同じ商品が二つの異なる産業で生産されているというふうに観察されてしまうが、実は同じ生産物ではない。今のインドの状況は、このような理由付けをする限度を越えている。とりあえず、機械的に処理する算段を考えよう。
昼は、Gulab’sでSarison Ka Saag(Rs.45)とRoti(パン、Rs.3)を2枚を食べる。Sarison Ka Saagは、初めてだ。Saagがほうれん草だということは知っている。Kaは食べるという意味だったかな?Sarisonがわからない。このカレーも季節限定になっている。Palak Paneerなど、ほかのほうれん草のカレーが季節限定になっているわけではないから、季節限定の理由は Sarisonにありそうだ。残念ながら食べてもわからなかった。ほかのほうれん草のカレーに比べると、スパイシーでピリッとする。ほうれん草系だとPalak Malai Koftaが一番美味しかったかな。
午後も作業を続けて、少しだけ光が射してきた。5時半に仕事を切り上げる。Mr. Singhは5時には来ていたそうだ。本当に仕事をしないで、誰かとだべってばかりいる。土曜からまた寒くなって来た。今日のリキシャの往復は、かなり寒かった。
12/22の天気予報 最高気温22℃、最低気温8℃、晴れ。
12/22の天気 最高気温20℃、最低気温8℃、平均気温14℃。
Winter has come again
08/12/22
Gulab’sのSarison Ka Saag(Rs.45)。ほうれん草のカレーでこれも季節限定になっています。ほかのほうれん草のカレーにくらべるとちょっとスパイシーです。でも美味いです。