Taj 多事
Taj 多事
2008
6時15分起床。今日も暖かい。とっとベッドを抜け出して、リビングへ降りる。おとといまでの寒さがどこかに行ってしまった。リビングの窓を開けて、外の空気を入れると心地よい。8時に家を出る。今日も溜まり場はなく、車もなかったが、待っていたかのようにいつも溜まっている一人がどこからかやってきて、首を横に傾けて乗れと合図する。こうなるとどうしようもないので、Rs.90で、8時20分着席。
今日は、個々の事業所から産業という単位への集計を行ってみる。一つの事業所でもいくつかの生産物を生産している場合があるが、そういう場合には、その事業所の主たる生産物の性質によって一つの産業に格づけられる。通常は、その国に固有の標準産業分類というのがあって、ある産業に格づけられるのはこういう生産物を生産する事業所であるということが詳細に定められている。インドでは、NIC(National Industry Classification)という標準産業分類とASICCという標準生産物分類が採用されている。ASIもNSSも生産する(投入も)生産物がASICCで分類され、それに基づいてどのNICに分類されるかが決まる。ところが、その決め方に関するドキュメントがどこを探しても見つからない。NSSの調査員のための文書を読むと、ASICCによって生産された生産物を分類して、それに応じて NICに分類しろとだけ書いてある。つまり、文書化された規則にしたがって分類するのではなく、調査員の判断によって分類しているようだ。これまでの作業の過程で、主たる生産物が同じASICCの事業所が異なるNICに分類されていることがわかっていたので、どういうことかと思っていたら、どうやらそういうことだ。3回前のASI(1993-94年)では、まだ生産物分類がなく、何を生産しているのかが言葉で記録されていて、それも統一されていなかった。つまりインドでどのような生産物がどれだけ生産されているのかを知るためには、事業所ごと、いや調査員毎にバラバラに記述された生産物の名前を名寄せしないとわからないというすごい状態だった。それに比べれば格段の進歩であるが、もう一歩前進してほしい。
昼食は、今日もGulab’s。Kadi Pakora(カディー・ライスのカディーだけ、Rs. 40)、Roti(パン、Rs.3)を2枚、それと暑くて喉が渇いていたのでSweet Lassi(ヨーグルトドリンク、Rs. 15)を注文。これまでスナックでPakoraというのものを何回か食べたので、てっきりそのPakoraにKadiがかかったものかと思って、最初Kadi PakoraとLassiだけを頼んだら、Kadi Pakoraはカレーだけだというのでパンも注文。Kadiには真っ赤な唐辛子が2本まるごと入っていて、食べるごとに体がますます暑くなってくる。そこへLassiをグイッと飲むのがまた美味い。
三品合わせてRs.61。当然のことながらRs.1ないかと聞かれる。残念ながら持ち合わせていない。ここで100なり70を支払うと9という半端なつりになる。とりあえず100を出したのだが、レジのオジさんが、あと12ないかと聞く。そうするとおつりは51になる。つまりRs.2コインをこちらが出せば、あちらはRs.1コイン1枚だけつりでわたせば済むのである。なるほど、普段2という単位を使い慣れていない者にとっては、なかなか思いつかない支払い方だ。さすがインド人、計算は上手なのかもしれない。
12/19の天気予報 最高気温26℃、最低気温16℃、曇
12/19の天気 最高気温23℃、最低気温16℃、平均気温20℃
インド人の計算能力すごいかも
08/12/19