Taj 多事
Taj 多事
2008
今日は6時起き。そろそろ何か掛けて寝ないと朝は冷える。朝と昼の気温の差がこれだけあると、着るものが困る。昼間から帰りにかけてはまだまだ夏の格好で十分。
今朝は、8時分前にSujaから、こちらに向かっていると電話があった。家の前まで来るといっているのだが本当に場所がわかるのかとても心配。セナさんに電話をして、どんなものか聞いてみると、下に降りて来てくれた。セナさんがSujaに電話すると、車を置いてすぐそばまで歩いて来ているようで、手を振りながらやってきた。セナさんとちょっと話して、とにかく朝は毎日来る、帰りは少なくとも運転手を探してやる、来られない場合は電話で連絡する、ということを確認した。でも日本語で「あんまり信じない方がいいよ」、きっとそうなんだろうな。Sujaは結構なスピード狂で、出遅れた分混み始めていたにもかかわらず20分で到着。おりる前に「My friend(Sujaは小生をこう呼ぶ)、I ask you my favor(頼みを聞いてくれ)」、おっ、ちゃんとした英語しゃべるじゃない。Rs.70という約束をもっと上げてくれというのかと思いきや、「このIHCでは毎日コンファレンスがあって、日本人もたくさんきているはずだ。Rickshawを探している日本人がいらたすぐに電話してくれ。この近辺にいたら飛んで来る」。IHCでほぼ毎日コンファレンスをやっているのは間違いないが、日本人はほとんどみたことないのだが、「わかった」と言っておいた。最初に会った時みたいに、どこかの店に連れて行ってバックマージンを稼ごうと思っているのだろうな。もしも、そんな日本人がいたら、連れて行かれても本当に欲しい物で値段も納得できる範囲じゃなきゃ買っちゃだめだよと言っておこう。
仕事を初めて間もなくすると昨日の訪問者がやって来て、今日もスケージュールが一杯で話ができないと言いにきた。お役所の委託仕事で来ているそうで、宿泊はNew Delhiの中心街にある5つ星で、TERIにも相当落としていくんだろうな。Rituと話すみたいだけど、頼むからいわゆるお役所仕事を押し付けていかないで欲しい。こっちとさ、TERIに金は一文も出せないけど、TERIに残る仕事をしようということで、必死になって人心を引きつけようとしているのだから。
昼は、またもやGulba’sに来てしまった。Bhindi Do Pyaza(Rs.45)とRoti(パン2枚、Rs.6)を注文。Bhindiはオクラ。Do Pyazaは、わからない(どうも英語表記は、ヒンディ語の読みを当て嵌めているだけで、どこでも同じというわけではないらしい)。これは、両はじを切ったオクラと大きめのトマトとタマネギがザクザクと入った煮込みだ。これも超美味い。女優中谷美紀は、ビンディ・マサラというのがあっさりしていて、しょっちゅう食べていたようだが、これは決してあっさり系ではないのだが、 素材の味が生きて、しっかり煮込まれているのだけどちゃんと素材の食感が残っているという感じ。カレーにオクラ?と思っていたのだが、大変に相性がよい。 いまのところ、Gobbi Aloo(ブロッコリーとジャガイモ)と今日のBhindi Do Pyazaが同点首位だな。この二つは単品でもまったく問題ない。おかわりしたいぐらいだ。
午後には、大掃除の続きが始まる。今日は、モデルの電力部門のサブモデルがどの程度の手間で解けるものか実験するためにデータを入力したり、プログラムを書いたりといった作業だったので、雑音もあまり気にならなかった。
5時半にSujaがIHCのゲートに来るといっていたので5時半にTERIを出る。予想通りいないので、電話をすると「I’m very busy」とたいそう繁盛しているようだ。あこぎな商売してなきゃいいんだけど。ということで、いつも通りKhan Marketに向かいながらRickshawを探す。ところが全然つかまらない。今の今まで気がつかなかったのだが、今日は金曜日だったのだ。木曜だとばかり思っていてSujaに明日来るように言ってしまった。次の土曜の午前中はオフィスにいようと思っていたので都合はいいのだが。Khan Marketでも空車は来ないし、金曜の夜ということで欧米人の買い物客が多く、警官が出てRickshawや貧乏臭いバイクはマーケットに近づけさせない。これじゃ、どうにも捕まらない。その先まで歩いてみるが、この先はThe Ambassador HotelというTajiグループの超高級ホテルで、ますますRickshawなどお呼びでない。
仕方ないので、もう一度IHCの方へ引き返す。すこし戻ったところで一台空車が来たので交渉。「Shakarpur Jamuna Paar」というと悩んでいるので、「Jamuna Parr」と言って、右に曲がるまねをしながら「Mother Dairy Road」と言ってみた。というのは「Mother Dairy」と聞いて遠回りをされることが多いので。結構年のいった運転手で、ぼそっと「Rs.70」。もちろん「OK」。この運転手は隙間に入っていくのが上手く、この時間帯なのに20分ちょっと着いてしまった。Rs.100を渡すと、ちゃんとRs.30おつりをくれた。そのおつりを握ったままRs.24のバナナを買って家に戻った。
今日の仕事のまとめ。
電力部門の定式化を再考した。電力システムには不測の事態に備えて供給予備力が必要で、その意味で通常は供給能力以下で運用される。したがって、供給能力が与えられたもとでは、いかに発電プラントの稼働率を決めるかが問題になる。そこで、負荷曲線が与えられたもとで産業連関モデルで計算される運転費用を最小にするような線形計画問題として稼働率を決めるサブモデルを作ってみた。以前工学情報から蒸気サイクルの理論を取り入れてプラントごとに費用関数を推定したモデルの超簡易版である。ただし、このサブモデルは、全体の非線形最適化モデルの収束過程で解かれるモデルなので計算負荷が大きくかかるようでは実用的ではない。そこで、この部分だけを解く実験モデルの作成にとりかかった。
Suja参上
08/11/07
Gulba’sのBhindi Do Pyaza(Rs.45)。Bhindiはオクラ。オクラとトマトとタマネギがザクザクとたっぷりと入った煮込み。それぞれの素材の味がしっかりして、煮込んであるのだけどシャキシャキ感があって、とっても美味しかったです。