Taj 多事
Taj 多事
2008
日曜の朝の細々をこなす。まずは、レシート貼り。明日で来印して2ヶ月になるから、領収書番号もまもなく60を越える。ほぼ一日中セーターを着るような気温になってきた。今日は、ズボンの洗濯するので、最初にズボンだけを洗濯して力一杯絞って、体を温めてからシャワーを浴びながら他のものを洗濯。
午前中は、インドの鉄鋼統計を見ながら、鉄鋼業に関する文献を読んで過ごす。
久しぶりに近所のレストランへ昼食に行くことにする。何かを考えながら歩いてのだと思う(そういうことはよくある)、セナさん宅のゲートを出る所で体が宙に浮いたかと思った瞬間、ものすごい勢いで石の階段に顔と胸を打ちつけた。気がつくと、見知らぬ人が三、四人回りいて、起きるのを助けてくれた。ヒンディで何か話しかけてくれているのだが、「Thank you, I’m OK」と言って、部屋に戻る。どうみても「I’m OK」ではない。ころんだところに水溜まりがあったようで、セータが泥だらけでビショビショになっている。口の中を切ったと見えて、口の中が血なまぐさい。打ちつけた上半身が痛むので、しばらくソファでうずくまっていた。悪寒もするので、30分ほど毛布を被ってベッドで休む。打ったであろうところを、いろいろ押してみるが、押して痛いところはない。以前、肋にひびが入ったことがあるが、そのときは息をしても圧迫されて痛かったし、患部触ろうもなら飛び上がりそうに痛かったことを考えると、骨にひどい異常はないようだ。
30分ほどで痛みが引いてきたので、 腫れてたらカッコ悪いなーと思いながら 、恐る恐る鏡で顔を見る。上唇の右上がほんのちょとだけ腫れているけど、知っている人が見てもわからないであろう程度なので、一安心。
普通に生活ができれば問題ないので、とりあえず昼食に行ってみる。メニューを見ているとHot & Sour Soupが目に入ってしまった。口の中を切っているのだから、よしておけばよいのに野菜焼きそばといっしょにたのんでしまった。ヒエー、やっぱりしみる。でも最初の三口くらいで、それも忘れる。ここもSourがない、ただのHot Soupだ。お酢をちょっとでもたらせば美味いのにと思うのだが。やきそばは、以前突然話しかけてきたイラン人が食べているのを見て美味そうに見えたのだが、予想通りなかなかいける。帰りに5リットルの水を買って戻ったが、それを持っても痛みは感じないので大丈夫であろう。
それでもひどく打撲していることはまちがいないし、痛みもゼロではないので、午後は寝っころがって過ごした。これまで三軒経験したが、インドの普通の住宅の階段はかなり急で滑りやすい石造りなので、慎重でなければと常々思っていたのだが、大失敗。大事にならなくてよかった。
先日もれなく1本おまけでついてきてしまった、グアバジュースを呑んでみたが、ちょっと甘いけど、おいしいので安心。
大転倒
08/11/23