Taj 多事
Taj 多事
2008
7時起床。やばいやばい、急いで支度をして、7時45分に出発。Rs.80の今朝の運転手は、裏道が大好きで、やたらと脇道に入る。この時間は道がすいているから、大通りの方が早いかと思うのだが。ただ、Defence Colonyにいたころの橋の下のようなスラムの脇を通ったのだが、近くで見ると予想以上に状況は悪く、まるでゴミの中に暮らしているようだ。車を止めて暮らしの様子を写真に収めたくも思ったが、何だか申し訳にような気がして、見るだけで通り過ぎた。8時15分着席。
9時半からRituとミーティングをする。まずは、Rituに説明して、その上で適当な人材を選択して、月曜に全体ミーティングを行う。TERIのモデルからどんな情報が必要であるか、追加的に必要な情報は何か、どのような作業が必要になるかについて重点的に説明した。Rituとしては、若い人のトレーニングになることも期待しているので、ある程度モデルに精通してる人一名と、入所して1、2年の若い人を二名を割り当てたいようで、誰と誰でどうか聞かれたが、たぶん一度紹介してもらっているのだけれど、名前と顔が全然一致しないので、人選はRituに一任した。また、RituからMARKALを貿易モデルに統合できないかと相談を受けたが、今回のモデルで技術選択のパスを計算しておいて、それをシナリオとして小生の世界モデルに与えるてはどうかと提案した。これにはRituも全面的に賛成で、そちらのプロジェクトからも一名が参加するかもしれないとのこと。いずれにしても、二ヶ月後ぐらいまでに、それに関するペーパーを書いてくれとの要請を受けた。やはり普段から論文は英語で書いておかなければいけないと、いまさらながら反省。書きかけはたくさんあるから、とっとまとめてしまおう。
昼は、Gulba’sへ行ったが、大勢で来ている客がいて、満員。空きそうにないので、EatopiaのVegetarian Thaliですます。
午後4時頃に、東大のプロジェクトでTERIに来ている日本人の方に初めてお会いする。実はY君からお土産を預かっていて、それを受け取るようにY君からメールがいったとのことだ。普段は6Fに居るそうで、どうりでお目にかからなかったはずだ。途上国の農村開発が専門の方で、フィールド調査にもしょっちゅう行かれるとのことだ。やはり帰りに車を拾うのが大変だったそうで、日本企業から来ている知り合いが、そもそも女性が一人でRickshawに乗るのはリスクがあるから車を雇った方がよいということで、その人の伝で頼むと一月片道だけで最低でも10万円、TERIで頼むと5万円だそうだ。やはり日本企業価格というのは実際にあるようだ。小生の場合は、一月30日として9000円でMr. Singhを雇っていることになる。予算制約の違いとは、恐ろしいものである。どちらに住んでいるのかと思いきや、Defence Colonyで、思わず歩けばいいじゃんと言いかけたが、そこはいくら途上国に慣れているたくましき女性とはいえ、リスクはできるだけ避けてしかるべきだろう。欧米の女性の方がたくましいのだろうか、同じフロアの研究者でもRickshawを拾っている姿をよく目にするし、30分程度は歩いて来る人もいる。
5時半にいつも通りMr. Singhの車で帰途につく。彼は、小生を日曜に連れ出して、いろいろ観光させたい腹づもりなのだが、日曜はゆっくりしたいので、土曜の午後にお付き合い願うことにした。どっちが付き合うのかよくわからないが、この時期の昼間は、観光するのに確かによい季節である。決して寒くないし、けっして雨が降らない。明日の午後1時にIHCに迎えにきてもらうことにした。インド門の近くのピンディ料理へ昼食に小生を連れて行くと、彼はただ飯が食えるそうだ。まったく、うまくできている。
特に題名なしな一日
08/11/21