Taj 多事
Taj 多事
2008
6時起床。ベッドの上で中谷美紀『インド旅行記 3』を読了。食べ物、特産物、ホテルの名前などいろいろな情報をいただいました。Y君に持ってきていただいた『躍動するインド経済ー光と陰』の労働市場に関する章を3節ほど読んで、8時に家を出る。Rs.80のRickshawでIHCに向かい、8時半に着席。
今日は、「MARKAL and the Input-Output Model」を書き上げ、「Toward Compilation of Input-Output Tables for Environmental Analysis」をほぼ書き上げた。ここまで終わったら一旦筆をおき、TERIのスタッフと議論しながら手を加えていこう。
昼は、久しぶりにRs.35のThaliを食べにいく。前回とデザートがかわっていて、インドに来る時のAir India機で食べたプディングがついていた。ただし、こちららの方が、はるかに旨い。Rs.35でカレー2種類(豆とほうれん草)とRoti2枚とライスそれにデザートまでついているのだから、味に文句を言っては怒られてしまう。
いつも通り5時半にTERIを出ると、今日はMr. Singhが待ち構えていた。今日は、ライセンスの更新で役所に出向いていて、ほとんど仕事をしていないとのことである。ということで、小生の他にも同じ方向に行く客がいれば、乗っけようと、道端に立ってRickshawを捕まえようとしている人にやたらと「Jamuna Paar?(河向こうまで行くよ)」と声をかけている。でもなかなか見つからないものである。夕刻におけるRickshawのサーチというのは、客にしても、運転手にしても、ミスマッチが多いようだ。携帯、インターネット、GPSを使ったシステムをうまく構築すれば、このミスマッチはかなり解消できて、客にも運転手にもメリットがあると思うのだけど。
いつものようにGas Stationによる。Gas Stationにも物売りがいるのだが、Mr. SinghがPapar(煎餅)を3枚(Rs.5)買い、1枚半を小生にくれた。ちょっと塩気が強いけど、Paparのこのパリパリとした食感は好きだ。
先日、1回につきRs.100払っていると聞いたが、ここ3日間見ていると、一回に充填する量は、だいたい1Kgで、一回につきRs.20払っている。つまり、1週間の燃料費が約Rs.500(約1000円)という計算になる。この一日あたりの変動費を軽く上回る稼ぎは、毎日あるのだが、年に4回の車検が定められているそうで、このために貯金は欠かせないそうだ。また、New Delhiでは公共のバスとタクシーを除いて全てCNG車だそうだ。たしかに、走っている車のほとんどがガソリン車やディーゼル車だとしたら、Rickshawの運転手も客も排気ガスでひどいことになっているだろうことは想像に難くない。
Rickshawを降りて、Mother Dairy Roadを家に向かう途中が、えらく混んでいる。車が進まないものだから、みんなでホーンを鳴らしまくって、ひどい騒ぎだ。しばらく歩くと、警官がたくさん出ている。どうやら事故があったようだ。中央分離帯にあったはずの柵が10メートルほどペシャンコに潰れているし、路上はガラスの破片でいっぱいだ。事故車の処理はすでに終わっていたようで、回りに潰れた車やけが人などはいなかった。散らばったガラスは、誰が片付けるわけでもない。すでに、通行車の下敷きになっているし、歩行者はそれを避けて歩いている。
近所で事故
08/11/19
象は、ヤムナ河に帰るそうです。