『公認会計士第２次試験　短答式　原価計算演習』［第３版］（中央経済社，1997年12月）（第１版1994年9月）

本書の特徴	『現代原価計算講義』の姉妹書。原価計算の基礎事項の習得を狙って執筆。
	各問題についての詳しい解説。
前書き抜粋	解説では、本来の解説のほかに、「出題のポイント」、「ワンポイント・アドバイス」、
	「補足説明」、「参考」、「注」といった項目を適宜設けて原価計算学習上のポイント、
	基礎知識が着実に身に付くように解説している。
コメント	本書は，中央経済社からの要請があって執筆した。要請があったのは短答式の試
	験の始まる２年ほど前だったと記憶している。どのような問題が出題されるか分から
	ない点とふるい分け試験である点から，基礎事項の学習に絞って執筆した。基礎事
	項の学習に重点を置いたため，特定の時間内に解けるということについては配慮され
	ていない。また，この問題集には，紙幅の関係などもあり，『現代原価計算講義』に練
	習問題を載せられなかったため，『現代原価計算講義』の問題不足を補うとという役割
	も担わせてある。
	本書の原稿を書き上げ，印刷に入っているときに，公認会計士２次試験の試験委員
	就任の要請があった。短答式の原価計算については，全般的に基礎的知識の有無
	を確認する問題が出題されていると思う。
第３版	伝統的な原価計算から現代的トピックスまで幅広くカバー
	問題の難易度をＡ，Ｂ，Ｃの３段階で明示，学習進度に応じた柔軟な利用が可能
	公認会計士第２次試験短答式問題（３年分）を収録。類似問題の指示により本書問題と の相互レファレンスが可能
	問題を質量ともに大幅に拡充。難度の高い問題へも対処可能
	過去３年間の出題傾向に合わせた一部問題の出題形式の修正
	問題数：100題から135題へ増加。　ページ数：306ページから408ページへ増加
	問題拡充領域：ＡＢＣ／ＡＢＭ，ライフサイクル・コスティング，品質原価計算，原価企画 価格決定，営業費，在庫管理，不確実性下の意思決定，設備投資，直接原価計算 （事業部制その他），標準原価計算，単一工程総合原価計算，工程別単純総合原価計算 原価計算対象が複数以上ある総合原価計算

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