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小野晃典ホームページ
講義紹介 (2003年度)
3・4年生(三田)
研究会
木曜4・5限(通年) 三田455-A号教室
履修者数 21+20名
 研究会(ゼミ)の紹介は, ゼミ生が運営する独立サイトで行われています。

広告論
月曜1限(春学期) 三田123号教室
履修者数 491名
 本講は,マーケティング論の主要な下位分野の1つである広告論を取り上げます。 企業は自社製品の存在や優位性を潜在顧客に知らせるために,広告を行うかもしれません。また、広告イメージという名で知られているように,製品によってではなく広告によって優位性を確立しようとするかもしれません。 多様な機能を有する広告と,それに対する消費者の認知的反応とを探ることによって,本講は,例えば「広告は消費者の購買行動にどのような影響を及ぼしうるのだろうか」や「どのような状況の下でどのような広告が有効なのだろうか」といった問いに関心を持つ学生に対して,研究サポートを提供します。

 本講は,以下の目次に沿って,講義形式で進める予定です。
  1. 企業と消費者の相互作用 −マーケティング論の基礎−
  2. ブランド・ポジショニングと消費者の反応
  3. ブランド・ポジショニングと競合他社の反応
  4. 製品差別化市場における広告の多様な機能
  5. 消費者間の相互作用 −ブランドの社会的意味−
  6. 広告の新しい機能

 成績評価は秋学期末テストを中心として行い,講義された既存モデルの理解(もしくは,それらのモデルを代替する独自の見解)をもって優とします。 出席点も加味する予定です。

 教科書は特に指定しません。参考書の推薦を求める学生に対しては,個々人の関心の方向や理解の度合に応じて個別に紹介します。

 マーケティング論・消費者行動論を学ぶ学生を対象とした専門科目ですが,受講に際して事前知識は特に必要としません。

 なお、昨年度開講科目「製品差別化と広告」と内容が重複しますので,それを受講済みの諸君には,本講よりもむしろ「消費者行動論」の受講を勧めたいと思います

出典:慶應義塾大学商学部 『履修案内(第3・第4学年)』


消費者行動論
月曜2限(秋学期) 三田123号教室
履修者数 523名
 企業がいかなる製品戦略や広告戦略を行うべきかを策定するとき,特定の製品や広告に対して消費者がいかなる反応を示すであろうかを思索するでしょう。 マーケティング研究者たちもまた,企業のマーケティング行動と相互作用関係にある消費者行動を重要視してきました。 けれども,多数の研究者が参画している消費者行動論は,多様なアイディアが交錯して初学者には理解しがたくなりつつあります。 そこで本講においては,消費者のブランド選択行動と情報探索行動を描写するフレームワークを軸として,「満足」「関与」「知識」「流行」といった様々な研究トピックへの挑戦の軌跡を追っていきます。

 本講は,以下の目次に沿って,講義形式で進める予定です。
  1. ブランド選択モデル ―そのブランドが売れたのは何故か?―
  2. 顧客満足の研究 ―企業は本当にCSを追求すべきか?―
  3. 情報探索行動の加味 ―消費者に必要な情報とは?―
  4. 消費者関与の研究 ―情報なしでも売れる?―
  5. 消費者知識の研究 ―知識の多面性―
  6. 流行のメカニズム ―消費者間コミュニケーションの役割―

 成績評価は秋学期末テストを中心として行い,講義された既存モデルの理解(もしくは,それらのモデルを代替する独自の見解)をもって優とします。 出席点も加味する予定です。

 教科書は特に指定しません。参考書の推薦を求める学生に対しては,個々人の関心の方向や理解の度合に応じて個別に紹介します。

 受講に際して事前知識は特に必要としませんが,「広告論」 ないし 「製品差別化と広告」を受講済みであることを勧めます。

出典:慶應義塾大学商学部 『履修案内(第3・第4学年)』


専門演習
水曜4・5限(春集) 三田322号教室
履修者数 32名
 マーケターは, 企業目的に合致した最適なマーケティング活動を行うために, 何らかの根拠で戦略策定し, さらに, その成果を事前観察することによって次なる戦略策定にフィードバックさせます (これは, 古くからPlan-Do-Seeとして知られる営みです)。 同様に, マーケティング研究者もまた, マーケティング現象を説明するために, 何らかの理論モデルから仮説を導出し, さらにはそれを実証(反証)することによって次なる仮説導出にフィードバックさせます。 本講は, こうした営みを総体的に考え, 実際にその一端を体験することを目的としています。

 授業は基本的に, 担当教員による講義の形式で行われます。 ただし, 実証分析技法のレクチャーに際し, PC実習の形式が頻繁に採り入れられることになります。 また, 時間が許せば, 授業内レポートの報告会を行う可能性もあります。

 成績評価に際しては, 出席を最大限に重視します。 学年末テストは行いませんが, 調査報告書ないし論文の形式で執筆されたレポートを提出してもらい, 成績に加味する予定です。

 事前知識として, パソコンの基本操作についての知識を必要とします。 また, 本講の特性上, 商業学 (マーケティング論) の基礎知識をすでに習得しており, さらには, 解き明かすべき課題 (マーケティング論の課題であれば, いかなる課題でもかまいません) を事前に特定化させておくことが望ましいです。

出典:慶應義塾大学商学部 『履修案内(第3・第4学年)』


専門演習履修希望者向けガイダンス
4月4日金曜3限 三田433号教室
(1)13:10
から (2)13:40から (3)14:10から

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1・2年生(日吉)
商学概論
金曜4限(春学期4コマ) 日吉J23号教室
履修者数 300名?
1. 商業学の位置づけと展開
 伝統的な機能論的商業学,マネジリアル・マーケティング論をへてマクロ・マーケティング論とミクロ・マーケティング論の重層的体系への展開を述べ他分野との関連にふれます。

2. マクロ・マーケティング論の概要
 流通機構論,卸・小売流通,企業のマーケティング活動の社会経済的効果について問題の所在を整理します。

3. ミクロ・マーケティング論の概要
 マーケティング・コンセプト,意志決定領域と環境要因について課題を整理します。

4. 商業学への研究アプローチと今後の講義との関連
 商業学への代表的な研究アプローチを紹介し,2学年の商業学,三田の講義との関連にふれます。

出典:慶應義塾大学 『講義要綱(日吉)』


商学概論履修者専用ページへのリンク
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その他
高校生体験講座
8月5日 9:45−17:00 三田522号教室
履修者数 20名
「マーケティングの理論と分析 ―ブランド構築を中心に―」

 商学部を代表する専門科目の1つである 「マーケティング論(商業学)」 は,(1) 企業が消費者に対して行う活動 (例えば,「製品」 戦略,「価格」 戦略,「広告」 戦略,「流通」 戦略)、(2) 企業の対市場活動と相互作用する消費者の活動 (あるいは、消費者の心理),そして,(3) 企業と消費者の相互作用の結果として生ずる社会的な現象を学ぶための科目です。
 「ブランド研究」 は,「製品の名前 (ブランド名) が違うだけで,売上が全く異なるのはなぜか?」 や 「消費者があるブランドを好み,別のあるブランドを好まないのはなぜか?」 という課題に取り組んでいる最新の研究分野で,企業の様々なマーケティング戦略や,消費者の複雑な心理に網羅的に関連しています。

 今回の高校生体験講座では,現役大学生 (ゼミ生) とともに,マーケティング研究者および実務家が日々取り組みつづけている最新のマーケティング研究の一端を体感してもらえればと思います。

 ・午前@(10:30〜11:00):指導教授の講義 ―マーケティング論の基礎―
 ・午前A(11:00〜11:30):指導教授との演習 ―ブランド知覚実験―
 ・お昼 (11:30〜12:30):昼食会 ―指導教授・ゼミ生との懇親を兼ねて―
 ・午後@(12:30〜2:15):ゼミ生との演習 ―ビジネススクール流ケース―
 ・午後A(2:30〜4:00):ゼミ生の講義 ―共同研究プロジェクトの中間発表―
 ・修了証明書授与式 (4:00〜4:30)

出典:慶應義塾大学入学センターウェブサイト

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