画像 ニシオ タカヒロ
西 尾 宇 広  准教授

  • 学歴(卒業・学位取得):
      学部
    • 京都大学文学部(ドイツ語学ドイツ文学専修) 2008年卒業
      大学院
    • 京都大学大学院文学研究科文献文化学専攻
    • 2010年 文学修士
    • 京都大学大学院文学研究科文献文化学専攻
    • 2013年 単位取得退学
    • 2015年 京都大学博士(文学)
  • 研究室:日吉来往舎409号室(内線30348)
  • E-mail:t.nishio@fbc.keio.ac.jp
    (@は全角で表示してあります。半角の@に置き換えてご利用ください)
  • 担当科目:ドイツ語,総合教育セミナー,文学,ドイツ事情
  • 専門領域:近代ドイツ文学
  • 研究紹介:ドイツの社会哲学者ユルゲン・ハーバーマスに代表される「公共圏」論に,文学研究の立場からアプローチを試みています。これまでは,フランス革命後の混乱の時代を生きたプロイセン人作家ハインリヒ・フォン・クライストを中心に,1800年頃のドイツ語圏の文化と政治を主な考察対象としてきました。最近は「長い19世紀」の真ん中へと徐々に軸足を移しながら,文学やジャーナリズムを介して成立する広範な言論空間が社会のなかで担いうる公共的な役割について,歴史的な視野で考えてみたいと思っています。
主要著作・論文
〔著書〕
 1.『ハインリッヒ・フォン・クライスト ―「政治的なるもの」をめぐる文学』(大宮勘一郎/橘宏亮と共著・編訳)インスクリプト,2020年
〔翻訳〕
 2.ヴェルナー・ハーマッハー「《共に》について/から離れて ― ジャン=リュック・ナンシーにおける複数の変異と沈黙」(針貝真理子と共訳)『多様体 [総特集]ジャン=リュック・ナンシー』(月曜社)第2号,2020年
〔論文〕
 3.「特集「文芸公共圏」への導入」日本独文学会(編)『ドイツ文学』第160号,2020年
 4.「若者が年をとるとき ― ロマン主義以降の青年運動と「若きドイツ」の老後の生」磯崎康太郎/香田芳樹(編)『晩年のスタイル ― 老いを書く、老いて書く』松籟社,2020年
 5.「鉄道沿いの私的領域 ― 19世紀文学をめぐる覚え書」『慶應義塾大学日吉紀要 ドイツ語学・文学』第60号,2020年
 6.「ファマとメルクリウス ― ジャーナリズムの歴史から見たクライスト『ベルリン夕刊新聞』の位置」慶應義塾大学独文学研究室『研究年報』刊行会(編)『研究年報』第35号,2018年
 7.「女性解放をめざす男性作家たち ―「若きドイツ」と一八三五年の二つの小説」青地伯水(編)『文学と政治 ― 近現代ドイツの想像力』松籟社,2017年
 8.「クライスト『ホンブルク公子』あるいは解釈の力 ― 1800年頃の法と文学をめぐる一局面」日本独文学会(編)『ドイツ文学』第152号,2016年
 9.「震災とデモクラシー ― クライスト『チリの地震』における「声」の政治的射程」日本独文学会(編)『ドイツ文学』第148号,2014年
 10.“Eine „gebrechliche Einrichtung'' der Öffentlichkeit. Die Darstellung der ‚öffentlichen Meinung' in Kleists Michael Kohlhaas”, in: Neue Beiträge zur Germanistik, Bd. 12, H. 1, 2013
所属学会・団体:
 日本独文学会,日本独文学会京都支部,日本グリルパルツァー協会,日本アイヒェンドルフ協会,ゲーテ自然科学の集い,早稲田ドイツ語学・文学会,ASLE-Japan/文学・環境学会