『アルマ』〜運命のペン〜

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『アルマ』〜運命のペン〜

ウィリアム・ベル 著、岡本さゆり 訳、朔北社、2006年、本体1300円

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それは、
すべて一本のペンから始まった・・・。
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舞台は小さな港町シャーロッツバイト。
図書館とパブで一日中働く母親のクララ
と暮らすアルマ。
家の手伝いをしながら、本を読み、物語を
書き、ひとつの夢を追いかけている。
―――― それは作家になること。

ある日、町で一番古いスチュアート屋敷に
気むずかしいおばあさんリリーとその娘
オリヴィアが越してきた。
二人の交流から、アルマの運命が大きく
動き出す。

アルマとリリーの年齢を超えた友情。

しかし、ある事件をきっかけに、
アルマはその友情に疑いを持つ。
「裏切り」と「許し」、
アルマの心は大きく揺れ動く。
そして、物語は予想もしない結末を迎える。
「最近出版された ぜひ おすすめの本」『クロワッサン』2/25/2007,p.109.

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