画像 カワゾエ ミオコ
川 添 美央子  教 授

  • 学歴(卒業・学位取得):
      学部
    • 慶應義塾大学法学部政治学科 1994年卒業
      大学院
    • 慶應義塾大学大学院法学研究科 政治学専攻
    • 1996年 修士号取得
    • 慶應義塾大学大学院法学研究科 政治学専攻
    • 2000年 単位取得退学
    • 2006年 博士(法学)(慶應義塾大学)取得
      他の学歴・経歴
    • 2002.4-2013.3 聖学院大学政治経済学部
  • 担当科目:近代思想史,総合教育セミナー
  • 専門領域:西洋政治思想史,17世紀精神史
  • 研究紹介:観念と物質や,精神と身体の関係,世界における神の働き,宇宙の法則などについての理解は,めぐりめぐって政治共同体のイメージにも影響を及ぼします。ホッブズとスピノザを中心とした17世紀のテクストのうちに,哲学と政治思想の連関を読み解いてゆくことを課題としています。
主要著作・論文
〔著書〕
 1.『ホッブズ 人為と自然---自由意志論争から政治思想へ』創文社,2010年
〔論文〕
 2.“De l'orthodoxie au public : Religion et vérité chez Hobbes”, 『慶應義塾大学日吉紀要 社会科学』32号,2021年
 3.「トゥキュディデスのホッブズ訳に関する一試論−−PrudenceとWisdomをめぐって」『慶應義塾大学日吉紀要 社会科学』30号,2019年
 4.「スピノザの寛容論における神学と哲学」『慶應義塾大学日吉紀要 社会科学』28号,2017年
 5.「意志と理性の結託と緊張−−ホッブズ政治思想三部作の比較考察」『政治思想研究』第16号6-30頁,2016年
 6.「ホッブズと慈悲深い神−−Leo Strauss, Hobbes's Critique of Religion and Related Writingsを読む」『政治哲学』17号,2014年
 7.「スピノザにおける感情と社会形成」『慶應義塾大学日吉紀要 社会科学』25号,2014年
 8.「「国家」と「善い国家」−−スピノザはホッブズのアポリアを克服しえたか」『スピノザーナ』13号,2012年
〔翻訳〕
 9.ライプニッツ「自然法の諸要素」『ライプニッツ著作集第II期第2巻 法学・神学・歴史学』52-86頁,工作舎,2016年
〔その他〕
 10.書評 古田拓也著『ロバート・フィルマーの政治思想:ロックが否定した王権神授説』(岩波書店)『慶應義塾大学日吉紀要 社会科学』31号,2020年
所属学会・団体:
 イギリス哲学会,政治思想学会,スピノザ協会,慶應法学会,ライプニッツ協会,ピューリタニズム学会
海外歴:
 1991-1992年ロンドン大学(London School of Economics)留学
 2023-2024年リヨン高等師範学校(École Normale Supérieure de Lyon)訪問研究員